昆布茶がレシピで必要な場合でも、家にある他の調味料で代用することができます。
そして実は、自家製昆布茶を手軽に作る方法もあるんですよ！
料理の隠し味として昆布茶を使うことが流行っていますが、必要なときに家にないと困りますよね。
「家にストックがない」「普段昆布茶を使わないから買いたくない」という場合も心配無用です。
この記事で、適切な代替調味料を見つけることができます。
昆布茶の代わりに使えるおすすめ調味料
昆布茶を毎回購入するのが面倒な場合、家にある他の調味料で代用することが可能です。
そんな代替に適した調味料として、ほんだし、味の素、白だしがあります。
ほんだしを昆布茶の代替として使う
ほんだしは昆布茶に非常に近い成分を持っています。
よって、特に「こんぶだし」や「かつおとこんぶの合わせだし」があれば、より適切な代替が可能です。
味の素を昆布茶の代替として使う
次におすすめするのは味の素です。
主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、昆布茶にも含まれる主要な味の要素です。
味の素には適度な塩分も含まれていますが、昆布茶に比べて塩分が少ないため、必要に応じて塩を加えることで味を調整できます。
白だしを昆布茶の代わりに使う
白だしも多くの家庭で使われており、昆布茶の代用として考えられます。
成分は昆布茶よりも味が濃いため、使用する際には味の調整が必要ですが、和風料理には非常に適しています。
昆布茶の代わりに使える美味しい選択肢：塩昆布の活用法
昆布茶が手元にないとき、塩昆布は非常に有効な代替食材となります。
多くの人が塩昆布をご飯のお供としてしか見ないことがありますが、実はそれだけに限りません。
塩昆布は独特の甘辛さが特徴で、非常にクセになる美味しさを持っています。
また、塩昆布の成分は昆布茶と似ています。
塩昆布の特徴としは、醤油が加えられているため、特に和食を作る際に昆布茶の代わりとして優れているといえます。
例えば、昆布茶を使った即席浅漬けの代わりに塩昆布を使うと、同等またはそれ以上に美味しい浅漬けに。
塩昆布を使う際は、きゅうり約200gに対して大さじ1を目安にし、より均等に味がなじむように細かく砕いてから使うと良いでしょう。
また、実は塩昆布は洋食にも合わせやすいです。
パスタなどの洋食レシピに「塩昆布を使った和風パスタ」として取り入れられます。
ツナ缶と塩昆布を組み合わせた和風パスタなどが人気のレシピです！
昆布茶の代わりに使える調味料を使った簡単レシピ
それでは昆布茶が手元にない時に役立つ、他の調味料を使った簡単レシピをご紹介します。
使うのは先ほど紹介した「ほんだし」「味の素」「白だし」「塩昆布」の4つ。
それぞれの調味料を活用した料理を一つずつ見ていきましょう。
ほんだしを使った温野菜サラダ
材料（2人分）
- お好みの野菜（ブロッコリー、にんじん、赤ピーマンなど）各100g
- ほんだし 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 黒胡椒 少々
作り方
- 野菜を食べやすいサイズに切り、サッと茹でて冷まします。
- ボウルにオリーブオイルとほんだしを入れ、よく混ぜ合わせます。
- 茹でた野菜をボウルに加え、全体にドレッシングを絡めます。
- お皿に盛り、仕上げに黒胡椒を振って完成！
味の素を使った簡単チャーハン
材料（2人分）
- ごはん 400g（冷ごはんがおすすめ）
- 卵 2個
- 豚バラ肉 100g
- 小ねぎ 3本
- 味の素 小さじ1/2
- 醤油 小さじ1
- サラダ油 大さじ1
作り方
- 豚バラ肉と小ねぎはそれぞれ細かく切ります。
- フライパンに油を熱し、豚バラ肉を炒めます。
- 肉が少し色づいたら、ごはんを加え、しっかりと炒め合わせます。
- 卵を割り入れ、すばやく混ぜながら炒めます。
- 味の素と醤油で味を調え、最後に小ねぎを加えて完成！
白だしを使った和風スープパスタ
材料（2人分）
- パスタ 200g
- しめじ 100g
- トマト 1個
- 白だし 大さじ2
- 水 500ml
- バター 10g
作り方
- しめじはほぐし、トマトはざく切りにします。
- 鍋に水を沸かし、白だしとバターを加えます。
- パスタを茹で始め、途中でしめじとトマトを加えます。
- パスタが茹で上がったら、火を止めて完成です！
塩昆布とツナ缶を使った和風パスタ
- 材料（2人分）
- スパゲッティ 200g
- ツナ缶 1缶（油を切る）
- 塩昆布 15g
- オリーブオイル 大さじ1
- 青じそ 5枚（刻む）
作り方
- パスタを茹で始めます。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、ツナと塩昆布を加えて炒めます。
- パスタが茹で上がったら、水を切り、フライパンに加えます。
- 全体をよく混ぜ、仕上げに刻んだ青じそを上から散らして完成！
どのレシピも手軽に作れるものばかりです。
昆布茶がない時でも、これらの調味料で十分美味しい料理が楽しめます。
ぜひ試してみてくださいね！
昆布茶の代替品に適した成分を紹介！
昆布茶を料理に使うことで、うま味が加わるといわれています。
しかし、昆布茶が常備されているご家庭はすくないかもしれません。
そんな時、他の調味料で代用できないかと考えることもあるでしょう。
実際に昆布茶の代用となるアイテムはあります！
他の調味料を使うことで、無駄な出費や食品ロスを減らし、過剰な買い置きを避けることができるので覚えておくと便利ですよ。
昆布茶の成分解説
昆布茶を代替する前に、どのような成分で作られているかを調べてみましょう。
昆布茶は乾燥昆布を粉末にし、塩や砂糖を加えたものです。
原材料を見ると、食塩と砂糖が多く使われていることが分かります。
また、「調味料（アミノ酸等）」と記された部分は、うま味を強化する化学調味料「グルタミン酸ナトリウム」を指しています。
これにより、昆布茶は料理に使いやすいシンプルな構成であることがわかります。
なぜ昆布茶と昆布だしは同じではないのか？
昆布茶と昆布だしの違いとはなんでしょう？
それは昆布茶の成分を知ることで、昆布茶と昆布だしの基本的な違いが明らかになります。
多くの人が昆布茶の代わりに普通の昆布だしを使えるのではないかと考えがちですが、成分が異なるため、直接的な代用は適切ではありません。
一般的な昆布だしの成分は以下の通りで、
これに対し、昆布茶には「食塩」と「調味料（アミノ酸等）」が含まれていますが、昆布だしには含まれていません。
そのため、昆布だしは昆布茶の代わりとしては少し不十分と感じるかもしれません。
自宅で簡単に作れる昆布茶
昆布だしをそのまま昆布茶の代用とすることはできないと述べましたが、自宅で簡単に昆布茶を作る方法はあります。
余っている乾燥昆布を活用しましょう。
- 乾燥昆布（50g）をミルまたはミキサーで粉末状にします。
- 粉末状の昆布、天然塩（100g）、うま味調味料（少量）を瓶に入れてよく振り混ぜます。
この簡単な手順で、自家製昆布茶が完成します。
使用する塩は天然塩を選ぶと、よりマイルドで美味しい昆布茶ができるでしょう。
乾燥昆布をミルで挽く前に電子レンジで加熱すると、より細かく粉砕しやすくなります。
ミルやミキサーがない場合は、すり鉢とすりこぎを使っても粉末状にできます。
料理に便利な昆布茶の形状
料理用昆布茶を選ぶ際は、スティックタイプが特に便利です。
缶や袋のタイプよりも湿気による固まりを心配する必要がなく、1本2gずつの分量で、料理の際の計量も省けます。
まとめ
昆布茶がレシピに記載されている場合でも、家庭にある他の調味料で十分に代用することが可能です。
代替品としては、「ほんだし」、「味の素」、または「白だし」を使用することを非常におすすめします。
さらに塩昆布も昆布茶の有効な代替品としておすすめです。
これらの代替品を使えば、「昆布茶がないから作れない」という心配は不要になりますね。
