春の庭を鮮やかに彩るチューリップ!
そんなチューリップの新しい品種に出会うのは、毎年の楽しみになります。
そこで、多くの種類があるチューリップの中からおすすめの以下の品種をご紹介します!
- 一重咲き
- 八重咲き
- 枝咲き
- フリンジ咲き
- パーロット咲き
- ユリ咲き
- クラウン咲き
今年のチューリップを選ぶ際に参考にしてみてください!
多様なチューリップの品種
チューリップの種類は幅広く、それぞれに異なる美しさがあります。
新しい花色や形状に出会うことは、ガーデニングの大きな喜びの一つです。
基本的で美しい一重咲きチューリップ
一重咲きチューリップは、最も一般的な形状をしています。
シンプルでありながら豊富な色のバリエーションを持ち人気です。
また、独特なブラックカラーの一重咲きチューリップは、他の花とは一線を画す存在感を放ち、最近特に人気です!
主な品種は…
- ビッグラブ
- ハートブレーカー
- シューティングスター
- クイーンオブナイト
など
魅力的な八重咲きチューリップ
重なり合った花びらが特徴の八重咲きチューリップは、その美しさで多くの人を魅了します。
清楚なホワイトや可愛らしいピンク色のバリエーションがあり、開花から散るまでの色の変化が楽しめます。
特に大輪の八重咲きチューリップは、サイズと色合いどちらも楽しめるのでおすすめです。
主な品種は…
- パレルモ
- ティンダー
- スカーレットベロナ
- シークレットパフューム
など
ボリューム感抜群の枝咲きチューリップ
通常チューリップは一つの球根から一輪の花が咲きますが、枝咲きチューリップは複数の花が咲くのが特徴です。
これにより、花を楽しむ期間が長くなり、見栄えも良くなります。
主な品種は…
- アントワネット
- ドリームクラブ
など
ダイナミックなフリンジ咲きチューリップ
フリンジ咲きチューリップは、花びらの先端がギザギザとしており、動きのある姿が特徴的です。
そのギザギザの部分と、花自体の色が違う品種の場合、その色のコントラストを楽しむことができます!
主な品種は…
- ピンクマジック
- ダベンポート
- ベルソング
- カナスタ
など
カラフルで魅力的なパーロット咲きチューリップ
パーロット咲きチューリップは独特の形状で知られており、オウムの羽のような花弁が特徴的です。
フリル状や波打つような花弁があり、そのカラフルな美しさで注目を集めます。
色のバリエーションも多岐にわたり、単色から複数の色が混ざったものまで様々です。
このチューリップは春の中盤から後半にかけて咲くことが多いです。
主な品種は…
- 恋心
- ディージェイパーロット
- サーモンパーロット
- ブルーパーロット
など
エレガントなユリ咲きチューリップ
ユリ咲きチューリップは、その名の通りユリに似た形状の花を咲かせます。
花弁は長く尖り、上品な印象を与えます。パステルから鮮やかな色まで、色合いも多彩です。
通常、春の初めから中期にかけて開花することが一般的です。
主な品種は…
- ロイヤルデザイン
- プリティウーマン
- アラジンズレコード
- バレリーナ
など
ドラマティックなクラウン咲きチューリップ
クラウン咲きチューリップ、別名ピクチャー咲きチューリップは、上向きにカールする花びらが特徴的です。
このユニークな花形は、他のチューリップとは異なるドラマティックでエレガントな雰囲気を持ちます。
王冠のような形状をしており、庭園や花壇、コンテナ植えに適しています。
春の庭を美しく彩るのに最適で、切り花としても人気が。
その特異な形状と色彩でフラワーアレンジメントを特別なものにします。
クラウン咲きチューリップは他の種類よりも開花が遅めです。
主な品種は…
- キングスクラウン
- イエロークラウン
- クラウンオブダイナスティー
- ピクチャー
など
チューリップのおしゃれな植え方についてはこちらも参考にしてみてください。
チューリップを継続して栽培する方法
チューリップはその鮮やかな花色と形状で多くのガーデナーを虜にしています。
そんなチューリップを来年も楽しむため、球根の継続栽培にについて説明します。
球根の取り扱い
花が終わった後、花部を取り除き適切な肥料を施して球根を管理することが大切です。
葉の色が変わったら、球根を掘り出し、通気性の良い場所で保管します。
秋になったら、これらの球根を再植えし、春の開花を待ちます。
ただ、球根が花を咲かせるまでには時間がかかることもあるため、来春の開花が必ずしも保証されるわけではありません。
鉢植えのチューリップの栽培についてはこちらも参考にしてみてください。
翌年も開花しやすい品種:原種系とシンプルな色
原種系チューリップは、植えっぱなしでも管理しやすく、翌年も開花しやすいです。
一方、八重咲きなどの品種は、毎年開花させるのが困難な場合があります。
2~3年で開花する可能性
スイセンやムスカリなど他の球根植物は分球し、花数が増える傾向にありますが、チューリップは親株が消滅し新しい子株が形成されるため、開花するまでに2~3年かかることがあります。
葉は出ていても花が咲かない場合もありますが、球根は大丈夫な証拠です。
もう1~2年待つようにしてください。
まとめ
チューリップはその品種の多様性と美しい花姿で広く愛されている花です。
秋になると、様々なチューリップの球根が店頭に並び、ガーデニング愛好家たちをわくわくさせます。
冬を越えた後、春の温かさに包まれながら花開くチューリップは、庭や花壇に美しい色彩をもたらしてくれますね。
毎年、新しい花色のチューリップに出会えるのは、ガーデニングの特別な楽しみの一つです。
そんなチューリップの品種選びの参考にしていただければ幸いです。
新しい色に出会うことで、チューリップ栽培の喜びがさらに深まります。