洗濯槽クリーニング後の白い汚れとわかめ汚れの対処法！塩素の匂いは防げる？

洗濯槽をクリーニングすると目にする、「白い汚れ」や「わかめ状の汚れ」の対処法について説明します。

また、塩素系のクリーナーを使った際の臭いを防げるかについても調べました。

この記事では、汚れの対処法と塩素の匂いを軽減する方法や、塩素を使用しないクリーナーの選び方について詳しく解説していきます。

洗濯槽のクリーナー使用後の汚れや、塩素の匂いが気になる方、またその匂いを取り除きたい方は、この情報が参考にしてみてください。

洗濯槽清掃後の「白い汚れ」と「わかめ状の汚れ」への対応策

洗濯槽を清掃した後に見つかることがある「「白い残留物」と「わかめ状の汚れ」の原因と適切な対処法について解説します。

白い汚れ

この白い残留物は、洗剤や柔軟剤が過剰に使用された結果、水に完全に溶けずに洗濯槽の隠れた部分に蓄積されることが多いです。

これらが洗濯槽のクリーニング時に現れることがあります。

対策としては、洗濯槽を再度クリーニングすることが効果的です。

洗剤を使わずに洗濯機を運転し、可能ならばお湯を使用して洗浄することをお勧めします。

また、白い残留物が見られる場合は、使用している洗剤や柔軟剤が多すぎる兆候ですので、その量を見直しましょう。

わかめ状の汚れ

わかめ状の汚れは通常、カビの固まりが原因です。

一度のクリーニングでカビが完全に除去されない場合がありますので、再度洗濯槽用クリーナーを使用して洗浄することが望ましいです。

何度洗浄を行っても同様の汚れが見られる場合は、より徹底した洗濯槽の分解洗浄が必要かもしれません。

清掃後に何回かから回ししても、わかめ状の汚れが出てくる場合は、業者への依頼も検討しましょう。

洗濯槽クリーニング後の塩素の匂いを防げる？

洗濯槽をクリーニングすると塩素の匂いが残ることは避けられない現象です。

気にならない人は、洗濯を重ねるうちに自然と匂いが消えると考えています。

塩素は揮発しやすいため、特に対策をしなくても時間が経つにつれて匂いは薄れていくからです。

洗濯物に匂いが移っても、外干しすることでさらに早く消えます。

それでも匂いが気になる場合は、塩素系ではなく酸素系のクリーナーを使ってみましょう。

酸素系漂白剤を使用した洗濯槽クリーニングは、黒カビの除去にもおすすめです。

以下では、酸素系漂白剤（オキシクリーン）を使用した洗濯槽クリーニングの方法を具体的にご紹介します。

酸素系漂白剤を使用した洗濯槽のクリーニング手順

洗濯槽の掃除方法を、ドラム式と縦型洗濯機別に詳しく解説します。

ドラム式洗濯機の洗濯槽クリーニング手順

※オキシクリーン推奨使用量：水4リットルに対して28g～30g。

縦型洗濯機の洗濯槽クリーニング手順

※推奨使用量：水4リットルに対して28g～30g。

どちらのタイプでも、フィルターの清掃を丁寧に行うことが重要です。

また、オキシクリーンの使用量は、水の量に応じて適切に調整することが大切。

適正量を守らないと、オキシクリーンが残留し、その結果として洗濯槽を汚すことになりかねません。

清掃後の洗濯槽の空回し処理方

洗濯槽をクリーニングした後の空回し処理は、クリーニングコースが完了した後に行うと、残留汚れが除去しやすくなります。

このプロセスでは、洗剤や衣類を入れずに水位を高く設定して洗濯機を運転。

塩素の匂いが気になる場合、匂いがなくなるまで数回の空回しを行うといいでしょう。

塩素臭を取り除くための正確な回数は定められていませんが、通常の使用を続けることで自然と匂いは薄れていくはずです。

また注意点としては、塩素系クリーナーは汚れを強力に落としますが、洗濯機の金属部分を痛めるリスクもあります。

一方で、酸素系漂白剤は自然由来の成分で洗濯機へのダメージも少ないので、そういった面でもおすすめです。

まとめ

洗濯槽をクリーニングした後の「白い汚れ」と「わかめ状の汚れ」の対処について説明しました。

白い汚れが気になる場合は、お湯で空回しをし、柔軟剤などの量も見直してみてください。

わかめ汚れの場合は空回しを続けてください。

それでもわかめ状の汚れがなかなかとれない場合は洗濯槽を解体しての掃除が必要かもしれません。

また、塩素の臭いは避けられないことが多いですが、通常、数回の洗濯を経ると自然に消えていくとされています。

それでも臭いが気になる場合は、塩素系のクリーナーを避け、酸素系の漂白剤を使用することをおすすめ。

酸素系漂白剤は洗濯機に優しい成分を使用しているため、そういった面でも使いやすいです。

塩素系漂白剤の臭いが気になる方は酸素系の使用を検討してみてください。