ローズマリーは私たちの身の回りでよく見かけるハーブです。
通常は料理の調味料として使われることが多いですが、実はそれだけではないんです。
今回はそんなローズマリーの知られざる使い方を紹介します!
どのように使うのか、どんな働きがあるのか、参考にしてみてください。
ローズマリーでお掃除!掃除の際の賢い使い方
ローズマリーが掃除にも使えるのは、その独特の性質によるものです。
このハーブの大きな特長は、「清潔さを保つ力」にあります。
よってローズマリーは、清掃時にも大いに役立ちます。
歴史を振り返ると、ローズマリーを使った石鹸の製造も行われており、これは昔から有名はお話です。
実際に、ローズマリーを使った石鹸を作ると、油汚れが驚くほど簡単に落ちやすくなることがわかります。
また、使用感も良く、手にも負担が少ないです。
この手作り石鹸の製造方法は、以下になります。
興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね。
原材料
- 市販の石鹸ベース 150g
- 新鮮なローズマリー 5g
- ローズマリーエッセンシャルオイル 適量
- ハチミツ 小さじ2
作り方
- 新鮮なローズマリーを5gほど準備。
- そのローズマリーを5~8mm程度に刻み、沸騰したお湯30ccを加え、ハーブエキスを作る。
- 石鹸ベース150gを耐熱性のある密封袋(例えばジップロック)に入れる。
- 作ったローズマリーのハーブエキスを少しずつ石鹸ベースに加え、袋の中で均一になるようにしっかりと練り混ぜる。この際、エキスを迅速に混ぜることがポイント。
- 次に、ハチミツを小さじ2杯分加えて、さらに混ぜる。
- ローズマリーエッセンシャルオイルを好みに応じて数滴加える。
- 全ての材料が完全に混ざり合い、耳たぶくらいの柔らかさになるまで練る。
- 練り上がったら、型に入れるか、手で形を整えて形成。
- 直射日光の当たらない、風通しの良い場所で数日間乾燥。ローズマリーの葉が変色し、石鹸に独特のマーブル模様がでてきたら乾燥したサイン。
さらに、ローズマリーの爽やかな香りは、ニオイ対策としても優れています。
置き場所としては、トイレやクローゼットがおすすめ。
その際、生のローズマリーを小さく切って容器に入れるか、乾燥させたものを不織布の袋に入れて使いましょう。
ハーブの香りには虫除けも期待できるため、洋服の保管や布団の収納・干し時にも役立ちます。
清潔さを保つ力と良い香りを持つローズマリーは、まさに一石二鳥のアイテムです。
究極のバスタイム!ローズマリーでリラックス
お風呂でローズマリーを使うと、心も体もゆっくり落ち着きやすくなります。
それでは、お風呂でのローズマリーの使い方について見てみましょう。
生のローズマリーを使う場合、4〜5本の茎が必要です。
茎をそのままお風呂に入れると葉が散らばるため、お茶用のネットに入れるのがおすすめ。
お風呂に入れた後、ネットをもんで香りを放出させると、広がり具合が上がります。
また、ローズマリーは皮脂のバランスを整える働きも期待できるので、入浴中に肌が滑らかになるのを感じるかもしれません。
掃除の見出しでもお伝えしたように、油汚れに強いローズマリーは、皮脂量の調整などを通して、肌を整える働きも。
さらに寒い季節に特におすすめです。
生のローズマリーが手に入らない場合、乾燥ローズマリーでも大丈夫です。
乾燥ローズマリーは、塩と組み合わせてバスソルトとして使うことがとてもおすすめ!
ローズマリーと塩は共に肌の清潔さを保つ力があるといわれています。
ハーブ愛好家は、ローズマリー以外のハーブを加えて、さらに豊かなバスタイムを楽しむ方も多いようですよ。
一応定番のキッチンでの活用法も
ローズマリーはシソ科に属しているハーブ。
生の状態でも使え、家庭の庭で育てることもよくあります。
乾燥したローズマリーは葉のみが販売されるのが一般的ですが、粉末状のものもありますので、お好みで選んでみてください。
乾燥ローズマリーはスーパーで簡単に手に入るので、購入しやすいですね。
それでは、料理での使い方について見ていきましょう。
ローズマリーは爽やかな香りがあり、肉や魚の臭みを抑えるのに役立ちます。
乾燥したものはより香りが強いため、下ごしらえで肉や魚にまぶしておくと臭みが減ります。
調理時にも使うと、いい香りが料理に移りますよ。
乾燥葉は硬いですが、加熱すると柔らかくなるので、そのまま使っても大丈夫です。
ローズマリーの香りが好きなら、直接食べてみるのも良いですが、茎は取り除くのをおすすめします。
また、生のローズマリーは香りが穏やかで、野菜炒めなどにも向いています。
香りを移すだけなら、葉のついた茎を使ってみてください。
すると、調理中に取り出しやすくなります。
さらに、生のローズマリーを装飾として使うのもおしゃれです。
ローズマリーの料理活用法についてはこちらの記事も参考にしてみてください(^^)/
まとめ
ローズマリーの多様な使い方をまとめました。
まず、清掃面でその特長を活かし、油汚れを落としやすくする役割を果たします。
次に、ローズマリーをお風呂で使うと、皮脂量の調整なども期待でき、肌を滑らかに感じる方も多いです。
また、ニオイ対策や虫除けも期待できます。
さらに、定番ですがやはりローズマリーは料理において、特に魚や肉の臭み取りには欠かせないハーブといえるでしょう。
料理以外にもこれほど使えるローズマリーの活用法を深く知るほど、その多様性に驚かされますね。