「キャンプ中、テント泊の際はどうやって入浴するの？」と気になる方も多いでしょう。
入浴施設がないキャンプ場での対処方法をご紹介します。
キャンプ時の入浴オプション
バスタイムを楽しむためには、シャワー設備のあるキャンプ場や近隣の温泉を選ぶことをおすすめします。
詳細な解説は以下の通りです。
シャワー設備のあるキャンプ場を選ぶ
シャワー設備が整ったキャンプ場を利用するのは、便利で手軽な方法です。
しかし、充実した設備のキャンプ場は珍しいため、特色のあるバスタイムを提供するキャンプ場や、自作のドラム缶風呂がある場所もあります。
予約時にどのような入浴設備があるかを確認すると良いでしょう。
近隣の温泉を利用する
キャンプ場の近くに温泉がある場合、それを利用するのも一つの良い方法です。
移動には時間と距離を事前に調べておく必要があります。
キャンプ場には消灯時間が設けられているため、時間を守ることもちゃんと意識して計画しましょう。
入浴設備がない場合の対策
近くに温泉がない場合や、入浴設備がないキャンプ場での清潔維持方法は以下の通りです。
ボディーシートで全身を拭く
ボディーシートを使用して全身を拭けば、すぐに清涼感を得ることができます。
コンビニやドラックストアなどで簡単に購入可能で、急なニーズにも対応できます。
ドライシャンプーで髪をケア
お湯が使えない時はドライシャンプーが便利です。
スプレータイプやシートタイプ、パウダータイプがあり、手軽に使用できます。
足湯でリラックス
折りたたみ式のバケツを用いて足湯を楽しむことができます。
設置や後片付けが簡単にもかかわらず、体を温めることもできるのでおすすめです。
ポータブルシャワー
電動または手動のポータブルシャワーがあり、部分的に体を洗うのに便利です。
車のシガーソケットから給電できるタイプもあります。
服の消臭
消臭スプレーを使用して服の不快な臭いを軽減できます。
キャンプでの入浴時の注意点
入浴のタイミングや注意すべきポイントを意識して、快適に過ごすことが重要です。
入浴のタイミング
キャンプの活動が一段落ついた後、例えば焚き火やBBQの後に入浴するのが最適です。
先に入浴してしまうと、再び体に臭いが付く可能性があります。
貴重品管理や消灯時間の確認
貴重品は常に携帯してトラブルにならないようにしましょう。
また、消灯時間や温泉施設までの距離と所要時間を確認しておくことが大切です。
消灯時間に関して、キャンプの際に知っておきたいのが「クワイエットタイム」
キャンプをする人たちのなかでは常識的になりつつあることなので、是非事前に確認しておいてくださいね。
キャンプでのバスタイム対応：手間とその解決策
キャンプはホテル滞在に比べて準備が多く必要とされます。
特にファミリーキャンプでは、子どもたちのお風呂の準備が大変になることがあります。
バスタイムの準備の手間
多くのキャンプ場にはコインシャワーが設置されていますが、シャンプーやリンスなどは提供されていないのが一般的です。
そのため、これらを自分で持参する必要があります。
しかし高規格のキャンプ場では提供されている場合もあるので、出発前に確認しておきましょう。
さらに、全ての洗浄用品を自分で用意する必要があり、特に子供用のアイテムも準備する必要がありますから、その分当日や準備にも時間と労力がかかります。
キャンプ時間の圧迫
キャンプでは、設営や撤収など、限られた時間で多くの活動をこなさなければなりません。
それに加えて入浴にも多くの時間がかかります。
キャンプで入浴を行う場合は、
- お風呂に行く
- 洗う
- 着替える
- スキンケアを行う
- 髪を乾かす
などの家ならすんなり行える工程に時間がかかります。
よってこれらの活動により、キャンプを楽しむ時間が減ってしまうともいえるでしょう。
特に子どもがいる場合は、これらの一連の活動で忙しくなりがちです。
子供連れのコインシャワー利用の課題
一般に、キャンプ場のコインシャワーは3分100円や5分300円といった料金設定が多く、大人でも急がないといけないことが多いです。
なのでこの限られた時間で子供を洗うのはさらに大変といえます。
また、子供がシャワールームで遊び始めてしまったり、着替え時に抵抗したりするなどのタイムロスも起こりやすい。
そのため、小さな子供がいる場合は、コインシャワーを避け、温泉施設を利用する方がいいかもしれません。
ドライヤーの使用問題
ほとんどのコインシャワーではドライヤーが設置されていません。
しかし高規格のキャンプ場ではドライヤーが利用可能な場合もあるため、事前の確認してみましょう。
特に小さな子供は体が冷えやすいため、髪の乾燥が重要です。
夏場は濡れた髪でも問題ないことがありますが、それ以外の季節ではドライヤーの使用が必要と考えた方がいいでしょう。
電源付きのサイトでは、ドライヤーの使用が可能ですが、使用する際は上限ワット数に注意が必要です。
まとめ
キャンプ中に快適に入浴するための最良の方法は、シャワー設備や温泉が近くにあるキャンプ場を選ぶことです。
設備がない場合でも、ボディーシートやドライシャンプー、足湯などで清潔を保つことができます。
キャンプ場の設備を事前に確認し、必要なアイテムを準備しておきましょう。
