寝ている間に足がつることを経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
その感覚は強烈で、思わず声を上げてしまうこともありますよね。
今回はそんな夜に足がつることに備えて、対処法をご紹介します!
また、NG行動もあるので、参考にしてみてください。
なぜ夜中に足がつるのか?
夜中に足がつって目が覚めるのは非常にびっくりします。
そのせいで翌朝まで筋肉痛に悩まされることもあるといいます。
ではそもそも足がつる主な原因は何でしょうか?
考えられる理由を紹介します。
筋肉の疲労
長時間同じ姿勢でいると、血流が悪化し、筋肉が緊張しやすくなります。
一日中同じ姿勢で仕事をするデスクワークや立ち仕事の方は特に注意が必要かもしれません。
また、久しぶりに運動した後などに足がつってしまったという話もよく聞きます。
夜にふくらはぎの張りを感じた場合は特に気をつけましょう。
水分や電解質の不足
ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質が不足すると、筋肉の収縮が不規則になり、足がつりやすくなるといわれています。
よって特に夏や汗をかいた後の水分補給はしっかり意識しましょう。
冷たい環境での活動が足がつることに関係あり?
冷たい環境での活動は、筋肉が収縮しやすくなることから、足がつりやすくなる一因と言われています。
寒い場所での活動時は、筋肉が緊張しやすくなるためです。
これは寒い季節だけでなく、たとえば、プールでの水泳中に冷たい水が一因で足がつることがあります。
暑い季節でも足はつる
暑い時に足がつる主な理由は以下の四つといわれています。
- 水分不足
- 電解質の不足
- 屋外での激しい活動
- 急激な温度変化
暑い時期は汗をかきやすく、その結果体内の水分が減少しやすいです。
さらに、電解質も汗で失われるといわれています。
激しい運動や作業による体の疲労、または暑い外から冷房が効いた部屋への急な移動も、筋肉の急激な収縮を引き起こす可能性があります。
夏も冬も、注意が必要ということです。
足がつった時の対処法5つ
足がつった際の対処方法を具体的にご紹介します。
ストレッチ
まず、痙攣した筋肉は収縮しているため、それを伸ばすストレッチが重要です。
マッサージ
次に、マッサージです。
痙攣した筋肉を優しくマッサージすることで筋肉の緊張を和らげます。
温める
三つ目の対処法は、痙攣した部位を温めることです。
これにより筋肉がリラックスしやすくなります。
水分補給
四つ目は、水分補給です。
痙攣は水分や電解質の不足が原因の一つであり、その補給は非常に重要です。
深呼吸
最後に、深呼吸です。
体全体をリラックスさせることで筋肉の緊張を緩和します。
これらの対処法はすぐに実行可能で、特に温める方法は意外と知らない人も多いですがおすすめです。
足がつった時に避けるべき行動
足がつった際に「してはいけないこと」をいくつか共有します。
- 無理に動く
- 筋肉を強く引っ張る
- 部位を冷やす
- 無理にマッサージする
- そのまま放置する
これらの行動は、知らずに行っている人もいるのではないでしょうか。
特に、「冷やす」行動は、筋肉をさらに収縮させ、逆効果を招くことがあると言われています。
また、直後に慌てて動くのも避けた方が良いです。
これにより、再び痙攣を引き起こしたり、他の筋肉に負担をかけたりする可能性があります。
ストレッチは効果的ですが、強く行いすぎるのはよくありません。
マッサージについても、力を入れすぎないよう注意が必要しましょう。
そして、痙攣後にはそのまま放置せず、早めの対処を心がけてください。
まとめ
この記事では、寝ている間に起こる足の痙攣の原因とそれに対する迅速な解決策を紹介しました。
痙攣の主な原因には筋肉の疲労、水分や電解質の不足、寒冷環境下での活動などがあります。
対処法としては、ストレッチ、マッサージ、部位を温めること、水分補給、深呼吸があります。
また、痙攣時には無理に動いたり、冷やしたりすることは避けるべきです。