洗濯機を選ぶ際に、7キロと8キロのモデルのどちらを選ぶべきか悩んでいませんか?
1キロの違いがどれほど影響するのか、価格差はその価値があるのか、また7キロモデルで後悔しないかどうか、これらの疑問に答えたいと思います。
結論から言うと、設置スペースに特に制限がなければ、8キロモデルがおすすめです。
さらに、特に国産ブランドにこだわりがない場合、8キロモデルを7キロモデルよりもコスト効率良く購入することも可能です。
ここで、7キロと8キロ洗濯機の主な違いと選び方について詳しく説明します。
洗濯機の7キロと8キロの主な違い
洗濯機を選ぶ際に、容量は重要な要素の一つです。
7キロと8キロの洗濯機では、いくつかの点で違いがあります。
以下に、主な違いを小見出しにして説明します。
容量
7キロ | 小〜中規模の家庭に適しています。1人暮らしやカップル、小さい子どもがいる家庭など、日常的に洗濯物の量がそれほど多くない場合に適しています。 |
8キロ | 4人以上で頻繁に洗濯が必要な家庭に向いています。子どもが複数いる家庭や、スポーツなどで汚れた衣類をたくさん洗う必要がある場合に役立ちます。 |
消費電力と水量
7キロ | 容量が小さいほど消費電力と使用水量が少なくなる傾向にあります。そのため、8キロのものに比べて、電気代や水道代が少し抑えられる可能性があります。 |
8キロ | 容量が大きい分、一回の洗濯でより多くの水や電力を使用することが一般的です。これにより、運転コストが7キロのモデルよりもやや高くなることがあります。 |
サイズと設置スペース
7キロ | コンパクトな設計が多く、限られたスペースに設置しやすいです。アパートや小さな洗面所に最適です。 |
8キロ | 大きめのサイズで、設置には少し広めのスペースが必要になることがあります。設置場所を確認してから購入することが重要です。 |
価格
7キロ | 価格がやや安い傾向にあります。予算が限られている場合や、そこまで大きな容量を必要としない場合に適しています。 |
8キロ | 一般的に価格が高くなりますが、その分、洗濯能力や追加機能が充実していることが多いです。 |
使うシーン
7キロ | 少量から中量の洗濯物をこなす日常使いに適しています。 |
8キロ | 家族全員の衣類や、一度に多くの洗濯物を洗いたい場合に便利です。 |
7キロ洗濯機で洗える衣類の量は?毛布もOK?
まず今使っている洗濯機の容量を確認してみましょう。
現在7キロ以下で満足していて、これからも家族構成に変更がない場合は、7キロ洗濯機で十分かもしれません。
これから家庭を持つ予定のある方や、家族が増えることが予想される方は、洗濯機の容量を慎重に選んでいきましょう。
洗濯機のキロ数だけでは判断が難しいため、ここで一度に洗える衣類の量の目安を紹介します。
7キロと8キロの洗濯機に入るものの具体的な量を比較
シングル毛布 | シングルシーツ | バスタオル | |
7キロ | 1枚 | 9枚 | 14枚 |
8キロ | 2枚 | 10枚 | 16枚 |
洗濯機を使う場合、容量を満杯にすると良くないので、容量の約70%を目安に使用することをおすすめします。
7キロと8キロ洗濯機の選び方ガイド
これまでご紹介してきた内容を元に、洗濯機の選び方ガイドを作成しました。
質問形式になっているので、ご自身に当てはめて考えてみてください。
設置スペースは十分ですか?
7キロと8キロの洗濯機を比較すると、一般的に8キロモデルは幅が広く、約2.5〜5cmの差があります。
設置予定の場所の幅は決まっており、大きめのサイズが入らない場合はそもそも8キロの洗濯機が置けない可能性があります。
よって、設置場所のサイズをまず測ってみましょう。
ご家庭の人数は?
1〜3人家族であれば7キロの洗濯機で十分ですが、4人以上の家族なら8キロモデルが推奨されます。
家族の人数もこれから増える可能性がある場合は、その人数を採用してください。
大きな布類は自宅で洗いますか?
毛布やラグなどの大きなアイテムを自宅で洗いたい場合は、8キロの洗濯機が適しています。
ただし、コインランドリーを利用する予定なら、サイズについてあまり心配する必要はありません。
使用する毛布やラグのサイズも確認し、ダブルサイズや4畳用以上のラグの場合はコインランドリーしか入らない可能性があるので、そちらも確認してみましょう。
洗濯の頻度はどれくらい?
週末にまとめて洗濯をするか、数日ごとに少量を洗うかによっても選択が変わります。
家族の人数が少なくても、週に数回のまとめ洗いを好む場合は、8キロモデルが一度に多くの洗濯を可能にします。
エネルギー消費は気になりますか?
大きな容量の洗濯機は水や電力の消費が心配されがちですが、水位設定が可能なモデルを選ぶことで、不必要な消費を抑えることができます。
ただし、やはり7キロに対して8キロモデルは少し電力消費が多くなる傾向にあります。
価格はいくらに抑えたいですか?
価格に関しては、ブランドやモデルにより異なりますが、通常、8キロモデルの方が高価です。
しかし、洗濯機は約10年間使用することを考えると、7キロと8キロの価格差が月々のコストにおいてそこまで大きな問題とはならないと考えます。
少しでも価格を抑えたい場合は、海外ブランドなども視野に入れることで初期コストを抑えられる可能性もあります。
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共働き家庭では、衣類乾燥機が大変役立ちます。
このアイテムにより、日々の洗濯物を干す手間が省け、毎日最低30分の家事時間が短縮されます。
さらに、雨の日や花粉の季節にも屋内で洗濯物を干す必要がなく、リラックスした休日を過ごせます。
衣類乾燥機は、価格が手頃で、電源を接続するだけで使用できるのがメリットです。
ただし、設置する場所は必要になるので、計画的に購入を検討してみてください。
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もしくは、洗濯機の購入のタイミングで衣類乾燥機付き洗濯機を選ぶことで、1つで2つの機能を備えたアイテムが手に入ります。
初期コストはかかってきますが、家事時間の短縮と心のゆとりにつながるので、かなりおすすめです。
まとめ
家庭の状況によっては7キロの洗濯機では容量が不足することがあります。
特に、以下のような状況の家庭では8キロ以上の洗濯機の使用をおすすめします。
- 小さい子どもがいる
- 家族がスポーツを頻繁にする
- 4人以上の家族
- 毎日洗濯をする
- シーツや枕カバーなど、週末にまとめて洗う
- ペットを飼っている
7キロと8キロの洗濯機の間には価格差や洗える量に大きな差はありませんが、スペースが許すなら8キロモデルがお勧めです。
自動水位調整機能が付いたモデルを選べば、水の無駄遣いを防ぎ、経済的にも優れています。