海外通販や旅行先で洋服や靴を買うとき、「USサイズって日本サイズだとどれ?」と迷った経験はありませんか?
サイズ感が異なるとせっかくの買い物が台無しになってしまうことも。
この記事では、USサイズと日本サイズの違いから、具体的な換算表、サイズ選びのコツまで詳しく解説します。
オンラインショッピングでも失敗しないために、ぜひ参考にしてください。
USサイズと日本サイズの基本的な違い
USサイズとは何か?
USサイズは、アメリカで一般的に使用されている服や靴のサイズ規格です。
主にインチ(inch)単位での採寸がベースになっており、たとえばバストやウエスト、ヒップなどはインチで数値化されています。
たとえば、34インチのバストサイズは約86cmに相当します。
このように、採寸単位が異なることで、同じ数値でも異なる印象を与えることがあり、慣れないうちは混乱することも。
また、USサイズは国際的にも広く使用されているため、海外ブランドのアイテムでは基本表記となっているケースが多く見られます。
日本サイズの基本概念
一方、日本では、サイズ表記にセンチメートル(cm)を使用するのが一般的です。
服のサイズは、身長・バスト・ウエスト・ヒップなどの体の各部位を基準に設定されており、「S・M・L」表記に加えて、5号、7号、9号といった号数による細かいサイズ分けも存在します。
靴においても、足長のセンチ表記(たとえば23.5cm)が採用されているため、非常にわかりやすく、サイズ感をイメージしやすいのが特徴です。
USサイズと日本サイズの具体的な比較
USサイズと日本サイズは、単位だけでなく基準となる体型や平均値にも違いがあります。
一般的に、USサイズは日本サイズよりも一回り大きめに設計されており、同じ「M」表記でもUSの方がゆったりしている場合が多いです。
たとえば、USのレディースSサイズは、日本のMサイズに近く、USのMサイズは日本のLサイズに相当することがあります。
ただし、ブランドやデザインによって差異があるため、単純な換算だけではなく、実寸や口コミ情報も参考にするのが賢明です。
服や靴のサイズ換算表
レディース服のUSサイズから日本サイズへの換算
USサイズ | 日本サイズの目安 |
---|---|
0 | 5号〜7号 |
2 | 7号 |
4 | 9号 |
6 | 11号 |
8 | 13号 |
10 | 15号 |
メンズ服のサイズ換算方法
USサイズ | 日本サイズの目安(トップス) |
XS | Sサイズ |
S | Mサイズ |
M | Lサイズ |
L | XLサイズ |
XL | XXLサイズ |
靴・シューズのサイズ比較
USサイズ(女性) | 日本サイズ(cm) |
5 | 22.0 |
6 | 23.0 |
7 | 24.0 |
8 | 25.0 |
9 | 26.0 |
USサイズ(男性) | 日本サイズ(cm) |
7 | 25.0 |
8 | 26.0 |
9 | 27.0 |
10 | 28.0 |
子供服におけるサイズの違い
USのキッズサイズは年齢目安に基づいていますが、体格差があるため日本サイズと一致しないことも。以下は参考例です:
USサイズ | 年齢目安 | 日本サイズ(cm) |
2T | 2歳 | 90 |
3T | 3歳 | 95 |
4T | 4歳 | 100 |
5 | 5歳 | 110 |
サイズ選びのコツと注意点
試着が重要な理由
同じサイズ表記でも、ブランドによって着用感が大きく異なる場合があります。
たとえば、袖の長さや肩幅、ウエストの絞り具合など、細かいディテールが異なるため、サイズだけではなく、シルエットやフィット感を実際に確認することが大切。
また、素材によって伸縮性やフィット感が大きく変わることもあるため、できる限り実店舗で試着して、自分の体型に合うかを確かめるのが理想です。
オンラインショッピングでの失敗を避ける方法
商品ページに記載された「実寸サイズ」や「モデルの身長・着用サイズ」を確認しましょう。
また、商品のレビューでは「普段Mサイズを着ていますが、これはSでちょうどよかった」といった実際の利用者の体感情報が多く投稿されていることがあります。
サイズ表だけでなく、こうした口コミやスタイリング例もあわせて確認することで、購入後のサイズミスを防ぎやすくなります。
ブランドごとのサイズ感の違い
アメリカブランドはやや大きめ、ヨーロッパブランドはややタイトな傾向があります。
同じ「M」でもフィット感が異なるため注意が必要です。
さらに、日本で展開されている海外ブランドは、実際のサイズ感が国内市場向けに調整されている場合もあり、公式の「日本版サイズガイド」をチェックするのも有効です。
ブランドやアイテムによって「オーバーサイズ仕様」や「ジャストフィット設計」などが明記されていることもあるため、商品説明欄をしっかり読み込むことが重要です。
特定のサイズについて知っておきたいこと
サイズ6とは?
レディースのUSサイズ「6」は日本の「11号」に相当します。
ただし、ブランドによってはやや小さめに作られていることもあり、日本の「9号相当」として紹介される場合もあります。
特に欧米の高級ブランドでは、同じUSサイズ6でもボディラインを強調したタイトなシルエットが多く見られます。
そのため、商品によってはワンサイズ上を選んだ方が快適な着用感になることも。
トップスとボトムスでサイズの差がある人や、肩幅やバストに特徴がある人は、部位ごとの実寸を確認することが大切です。
EUサイズとの関連性
EUサイズはヨーロッパ基準で、一般的に36〜42の数値で表記されます。
たとえば、
- EUサイズ36は、USサイズ4 日本サイズ9号前後
- EUサイズ38は、USサイズ6 日本サイズ11号
に相当します。
ただし、フランス・イタリア・ドイツなど国によってEUサイズの基準が若干異なる場合もあるため、ブランド独自のサイズガイドを参照するのが確実です。
EUブランドは全体的に細身でスタイリッシュなデザインが多いため、ジャストサイズを選ぶときつく感じることもあります。
数値システムの違いと注意事項
USサイズは、身長や体重ではなく、胸囲・腰囲・肩幅など特定部位の寸法を基準にしたサイズ設定が主流です。
日本のように「9号=身長158cm前後」のような統一された基準はなく、体型タイプによって同じサイズでも着用感が異なることがあります。
さらに、USサイズは「Missy」「Junior」「Petite」など、対象とする体型によってラインが分かれている場合があるため、選ぶ際にはそれぞれのカテゴリも確認する必要があります。
こうした違いを理解することで、より失敗の少ないサイズ選びが可能になります。
まとめ
USサイズと日本サイズには表記方法・基準・フィット感などさまざまな違いがあります。
単に表記の違いだけでなく、文化や体型の平均値、ブランドごとの設計思想によっても差が生じるため、注意しましょう。
海外ブランドの商品を選ぶ際には、まず換算表での目安を確認したうえで、できる限り実寸サイズや口コミ情報もチェックしてみてください。
また、返品可能なショップを選ぶことや、購入前にブランド公式サイトのサイズガイドを参照することも失敗を防ぐポイントです。
特にオンラインショッピングでは、サイズ選びの成否が商品満足度に直結するため、事前の情報収集は欠かせません。
もし可能であれば、レビューで実際のサイズ感を把握したり、同じブランドで購入経験のある人の意見を参考にするのもおすすめです。
お気に入りのアイテムを選べるよう、この記事で紹介した知識やテクニックを活用し、自分の体型にぴったり合うスタイルを見つけてください。