お菓子のデコレーションに使うアイシング!
実は卵白なしで、牛乳を加える方法がります!
また、便利な乾燥卵白を使用してアイシングを作る方法も。
まず卵白を使わない方法について説明し、その後に便利な「乾燥卵白」を使用したアイシングの作り方について紹介します。
卵白を使わないアイシングレシピ
アイシングはデザートの装飾に不可欠ですが、卵が食べられない方もいます。
そこでここでは、卵白不使用のアイシングレシピを紹介します。
卵白を使わないアイシングに必要な材料
通常、アイシングには粉糖、卵白、水が使われますが、牛乳でこれを代替することができます。
牛乳は粉糖に対して1:5の割合で使い、好みに応じて調整します。
また、この方法では卵白を使わないので、アイシングの艶や風味が少し変わることがあります。
卵白を使わないアイシングの作り方
卵白不使用のアイシングは、ボウルに粉糖と牛乳を入れ、艶が出るまでしっかりと混ぜます。
その後、適切な硬さになるまで調整し、完成です。
少量のレモン汁を加えると、乾燥が早まり、レモンの風味がプラスされます。
卵白を使わないアイシングが固まらない場合の対処法
アイシングが固まりにくい場合は、
- スイーツ自体が湿気を帯びている
- 湿度が高い環境での乾燥している
- アイシングの水分量が多すぎる
などが原因と考えられます。
これらの場合には、粘度を調整し、レモン汁を加えることで乾燥を助けます。
卵白を使わないアイシングの注意点
アイシングが乾かないからといって、ドライヤーで乾燥させるのは避けてください。
それによってお菓子自体の水分が失われ、食感が損なわれる恐れがあります。
アイシングの基本
ここでは、アイシングについて詳しく解説します。
アイシングは、粉砂糖、卵白、水を混ぜ合わせて作る甘いコーティング材料で、クッキーやドーナツ、マフィンなど多くのお菓子に使われます。
色素を加えることで、赤や黄、緑など鮮やかな装飾が可能です。
アイシングの基本材料
アイシングの主要な成分は粉砂糖、卵白、水です。
水の代わりに牛乳を使うことや、レモン汁を加えて風味を調整することもできます。
アイシングの保管方法
アイシングは加熱せずに混ぜるだけで作れるため、保存期間は比較的短いです。
冷蔵保存し、3~4日で使用することをおすすめします。
アイシングの応用方法
アイシングはお菓子の装飾によく使われ、クッキーのデザインやバレンタインデーのメッセージ作り、マフィンやドーナツの飾り付けに活用されます。
アイシング活用レシピ
アイシングを活用した料理やデザートの例をいくつか挙げます。
- アイシングクッキー:様々な形のクッキーにカラフルなアイシングでデザインを描く。
- シュガードーナツ:アイシングをトッピングとして使い、見た目にも美味しさにもアクセントを加える。
- シナモンロール:シナモンと砂糖が入ったパン生地に、甘いアイシングをかけて焼き上げる。
- カップケーキ:トップにアイシングを施し、色々なトッピングで装飾する。
これらのスイーツはアイシングを使って美しく、また味わい深く仕上げることができます。
また、アイシングを作る際には、乾燥卵白を使用したロイヤルアイシングがおすすめです。
これは生卵白を使用するよりも保存期間が比較的長くなるほか、余った卵黄の処理に悩むこともありません。
必要な材料
- 粉糖:200g
- 乾燥卵白:5g
- 水:30ml
製作手順
- 粉糖をふるいにかけます。
- 乾燥卵白に水を加え、10分以上放置した後、よく混ぜます。
- 混ざった卵白液を茶こしでこし、粉糖に加えます。
- 表面が滑らかになるまでしっかり練り混ぜます。もし硬すぎる場合は、水を少し加えて調整します。
- 粉糖と乾燥卵白を事前に混ぜ合わせておき、その後水を加える方法もあります。
乾燥卵白の特徴
乾燥卵白は、通常の卵白を特別な方法で乾燥させたものです。
乾燥卵白1に対して水7を混ぜると、液状の卵白が再現できます。
乾燥卵白の利点は以下の通りです。
- 生卵白と比べて保存が容易
- 卵黄が余ることなく、少量でも使用可能
- 生卵に比べて賞味期限が比較的長い
乾燥卵白で卵白液を作る手順
- 乾燥卵白に水を加え、スプーンで押し付けるように混ぜます。
- 混ぜ合わせた後、10分以上放置します。
- 茶こしでこすと、卵白液が完成します。
より滑らかな結果を得たい場合は、1時間程度放置すると良いです。
この方法でダマがなく、滑らかな卵白液になるでしょう。
卵白を使わないアイシングと卵白を使ったアイシングの比較
卵白の使用有無による違いは、アイシングの性質や使い勝手の部分で違いがあります。
卵白を使わないアイシングと卵白を使って作ったアイシングの違いについて深掘りしてみましょう。
材料の違い
卵白を使ったアイシング(ロイヤルアイシング)
- 主な材料: 粉糖、生の卵白(または乾燥卵白)、水
- 特徴: 卵白は乾燥した硬い仕上がりを提供し、細かいデザインが可能
卵白を使わないアイシング
- 主な材料: 粉糖、牛乳(または水)
- 特徴: 卵が食べられない方でも食べられる
テクスチャーと仕上がり
卵白を含むロイヤルアイシングは、乾燥後に非常に硬くなり、精密なデザインがしやすくなります。
これは、クッキーのデコレーションや繊細な糖菓作りに理想的です。
一方、卵白を使わないアイシングは、少し柔らかく、滑らかな仕上がりに。
これは、カップケーキやドーナツなど、柔らかいデザートにおすすめです。
乾燥と固定時間
卵白を使用したアイシングは乾燥に時間がかかりますが、一度固まると固めの仕上がりです。
卵白不使用のアイシングは乾燥が早く、簡単に扱えますが、高温多湿の環境では柔らかくなることがあります。
食感
卵白を含むアイシングはしばしばよりシャープな食感を提供するのに対し、卵白不使用のものはやや柔らかい口当たりです。
まとめ
アイシングのレシピについて詳細に説明ました。
また、卵が食べられない方のために、牛乳が代わりに使用できます。
卵白を含まないアイシングは、粉糖と牛乳を混ぜ合わせることで、美しい光沢と適度な硬さが期待できます。
その際にレモン汁を加えることで乾燥速度を高めることも。
また、アイシングを作る際におすすめの、「乾燥卵白」を使ったロイヤルアイシングについても紹介しました。
ロイヤルアイシングは、保存が容易で保存期間も比較的長めな点が利点として挙げられています。