家の中に自転車を収納している方も多いですが、利用しやすさの面から見ると、屋外で簡単にアクセスできる収納が理想的と思われる方も多いのではないでしょうか。
また、家族全員が自転車を使用していると、屋内に収納するのは現実的ではないという課題もあります。
しかし、屋外に置いておくと、自転車がすぐに錆びてしまうことも。
そこで今回は、屋外でも錆びにくく、簡単に設置できる自転車収納方法を紹介します。
いくつかの収納方法を紹介するので、ご家庭にあったものを見つけてください。
それぞれの方法のメリットとデメリットも詳しく解説します。
屋外に自転車を置いても錆びにくい簡単な収納方法
テント型収納
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このタイプはキャンプ用テントに似ており、内部は意外と広々としているのが特徴です。
メリット
- 雨の侵入を上部と側面から防ぐことができる
- 自転車の数に応じてサイズが選べる
デメリット
- 組み立てが必要
- 設置スペースが必要
全方位からの雨の侵入を防ぎ、盗難防止にもおすすめですが、台風などで飛ばされないようにしっかりと固定が必要です。
中には高さを出すためにコンクリートブロックを使用し、テントをしっかり固定している方もいます。
この方法にはブロックの高さ分の空間ができるため、通気性が良くなるという面もあります。
サイクルガレージ
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このタイプは骨組みに屋根を配したシンプルな構造です。
側面からの雨を避けるため、壁際などに設置する工夫が求められます。
メリット
- 設置が簡単
- アクセスが容易
デメリット
- 特定の風向きによっては側面から雨が入る可能性あり
- 設置場所に制限がある
屋根のみのタイプは簡単に設置でき、場所を選ばずに設定可能ですが、風の向きによっては雨が侵入することがあります。
設置時には風向きを考慮しましょう。
このタイプは多くの家庭で採用されており、取り付けが簡単なため、DIYが得意でない人にも向いています。
ただし、設置方向を間違えると、雨や風がもろに当たる可能性もあるので注意が必要です。
カバー式
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各自転車に合わせたカバーで覆うタイプです。
全体をすっぽりとカバーすることができます。
メリット
- 配置場所や風向きに左右されず
- コストが低い
デメリット
- カバーの着脱が手間
- カバー内の湿気対策が必要
カバーを使えば、即座に自転車を保護できるため、設置が非常に便利です。
ただし、使用の度にカバーの取り外しが必要があります。
低価格で購入できるカバー式は、簡単に結ぶだけで設置完了。
非常に手軽な方法であり、雨をしっかり防ぐことができます。
しかし、子供が扱うと簡単に破れることがあり、風の強い日にはカバーが飛ばされることもあるため、置き場所には注意が必要です。
自分で作る自転車収納
自転車収納を手作りすることは可能でしょうか?
DIYに慣れた人の中には、オリジナルの自転車小屋を自作する方もいます。
木材や金属パイプを使用したアイディアが参考になるでしょう。
自分で設計し、自転車小屋を構築することで、こだわりを持った快適な空間を作り出すことが重要です。
作業を進める際には、以下のポイントに注意してください。
風の流れ
設置場所の風の流れを理解し、雨が侵入しやすい箇所を効果的にカバーする計画を立てましょう。
取り出しやすさ
自転車の取り出しやすさを考慮して設計を行うことが大切です。
不便な配置では、結局自転車がその場に放置されがちになります。
DIYは、技術が必要なためためらうこともあります。
しかし、DIYで作る自転車収納は自分好みに設計できるため、家に合った素晴らしいものになるでしょう。
まとめ
屋外収納方法には様々な選択肢があります。
テントタイプは全方向からの雨を防ぐことができますが、設置するためには広いスペースが必要です。
一方で、屋根のみのタイプは上からの雨は防げますが、風向きによっては横から雨が侵入することがあります。
カバータイプは全方向からの雨を防ぐことができる利点がありますが、カバーの着脱が手間と感じることもあります。
また、木材や金属パイプを使用して自分でカスタマイズする自作の収納も選択できます。
しっかりと固定するためには地面への固定作業が必要になることもあります。