料理をする際、レシピを見ると「小さじ何cc」や「大さじ何g」といった計量指示が出てきます。
そんな時はどの計量スプーンを使うべきか迷うこともありますよね。
また計量スプーンが手元にないときはどう計ればよいか、それも気になります。
ちなにみ、スプーンは一般的に3サイズで販売され、
- 最小のものを「茶さじ」(2.5cc)
- 中サイズを「小さじ」(5cc)
- 最大のものを「大さじ」(15cc)
としています。
特に小さじは頻繁に使われます。
たとえば、小さじ1杯(5cc)の場合、塩や醤油、味噌なら約6g、砂糖では約3gに相当します。
そして計量スプーンがない場合は、ティースプーンやカレースプーンを代用することができるので覚えておくと便利です。
ティースプーン1杯は小さじ1に、カレースプーン1杯は大さじ1相当と理解しておいてください。
この記事では計量スプーン1杯の重さやその代用品について詳しく説明しています。
大さじと小さじ、それぞれのグラム数は?何cc?
料理のレシピでは様々な表記がありますが、まず、1ccは1mlと等しいということを覚えておきましょう。
通常、液体はccやmlで、固形物は特に注意が必要です。
料理での塩、砂糖、味噌、バターなどの調味料は頻繁に計量され、それぞれ重さが異なります。
例えば、塩は大さじ1で18g、小さじ1で6g、砂糖はそれぞれ9g、3gです。その他の材料も同様です。
これらの数字はあくまで目安ですが、大さじの1/3が小さじ1、小さじの半分が茶さじ1と覚えておくと便利です。
この知識を持っていれば、1つの計量スプーンで多くの量を計ることができるでしょう。
また、レシピサイトなどでは、小さじ1のおおよそのグラム数も紹介されていますが、材料によって重さが異なるため、目安として捉えておくようにしてください。
どの計量スプーンが小さじを示しますか?
計量スプーンは通常、3つのサイズで販売されますが、最も小さいものが小さじであると誤解されがちです。
小さじの容量と測定方法について詳しく解説します。
「5ml」が小さじのスプーン
小さじは、最小サイズのスプーンではなく、5mlの容量を持つスプーンです。
一般的な3本セットの計量スプーンの容量は以下の通りです:
- 大スプーン:15ml
- 中スプーン:5ml
- 小スプーン:2.5ml
この中で、中スプーンの5mlが小さじとされています。
計量の際はスプーンのサイズではなく、その容量に注目することが重要です。
大スプーンでは大さじ1杯、小スプーンでは1/2小さじの量を計ることができます。
スプーンで計量できる?手持ちの計量スプーンがない時の代用方法
料理中に計量スプーンが見当たらないことはよくあります。
家で計量スプーンを見失ったり、アウトドア料理で持ってくるのを忘れたりしたりした場合は、日常で使用しているティースプーンやカレースプーンで代用しましょう。
これらのスプーンで完全に正確な計量をするのは難しいかもしれませんが、おおよその量は測ることができます。
例えば、
に相当します。
また、
の量を計ることも可能です。
さらに、手元にスプーンが一つもない場合は、ペットボトルのキャップを使用する方法もあります。
の量を測ることができると覚えておきましょう。
さらにキャンプなどに持っていくことの多い紙コップやプラスチックコップも使えます。
紙コップやプラスチックカップには容量が記載されているものも多く、これを利用して大さじや小さじの量を計ります。
例えば、30ml(約大さじ2)や15ml(約大さじ1)など、分量を確認しながら使用することが可能です。
料理に慣れている人は目分量で済ませることもありますが、レシピを参考にしている方や正確な計量を心掛けている方も多いでしょう。
計量スプーンがない場合でも、身近な物で代用してみてください。
大さじ・小さじ1杯の正しい計量方法
液体調味料
醤油やみりんなどの液体調味料は、大さじ・小さじスプーンにこぼれないようギリギリまで注ぎます。
この状態が「大さじ一杯」「小さじ1杯」です。
粉末・顆粒状調味料
砂糖や塩、顆粒だしを計る際は、スプーンで山盛りにしてから、ナイフやヘラで余分を取り除き、表面を平らにします。
これが「大さじ一杯」「小さじ一杯」の正しい量です。
粉が固まっている場合は、測る前にほぐしましょう。
ペースト状調味料
味噌やマヨネーズなどペースト状の調味料は、スプーンに隙間なくしっかりと詰め、ヘラで表面を平らにするのがコツです。
調味料をスプーンに強く押し込むことなく、自然な状態で量ることで、レシピ通りの調味料の量を正確に測定し、料理の味を最大限に引き出すことができます。
よく使われる調味料10種類の大さじ1の重さ(グラム数)
これらの数値はおおよその目安であり、実際の計量には多少の差が生じることがあります。
- 塩: 約15g
- 砂糖(グラニュー糖): 約12g
- 醤油: 約18g
- みりん: 約18g
- 料理酒: 約18g
- オリーブオイル: 約13g
- 酢: 約15g
- 味噌: 約18g
- ケチャップ: 約17g
- マヨネーズ: 約15g
これらの数値は、調味料の種類やブランド、温度などによっても変わることがあるため、精密な計量が求められる場合には実際に計量器を使用して測ることをお勧めします。
また、液体の調味料は特に温度による密度の変化に注意が必要です。
小さじ1の重さ(グラム数)
料理をする際、「醤油やみりんは小さじ一杯で5mlですが、砂糖や塩は何グラムか」という疑問が生じることがあります。
レシピでは、調味料を「小さじ何杯」と表記されることもあれば、「何g」と記されることもあります。この違いが調理時の混乱の原因となります。
以下に、一般的に使われる調味料の小さじ一杯あたりの重さをまとめた表をご覧ください。
- 水:5g
- 醤油:6g
- 料理酒:5g
- みりん:6g
- 酢:5g
- 植物油:4g
- 上白糖:3g
- グラニュー糖:4g
- 食塩:5g
- 小麦粉:3g
- 片栗粉:3g
- ベーキングパウダー:4g
- パン粉:1g
- ほんだし:3g
- コンソメ:3g
- 鶏ガラスープの素:2.5g
- 味噌:6g
- ソース:6g
- ケチャップ:5g
- マヨネーズ:4g
- バター:4g
- 豆板醤:5g
- コチュジャン:6g
- おろしにんにく・しょうが:5g
この表を使用して、レシピに記載されている量を正確に測定し、料理の味を最適化しましょう。
まとめ
通常、計量スプーンは、
- 最小のものを「茶さじ」(2.5cc)
- 中サイズを「小さじ」(5cc)
- 最大のものを「大さじ」(15cc)
となっています。
よって、この分量を覚えておけばいいことになりますが、注意すべきなのは、同じ体積でも、計る材料によって重さが異なるといいことです。
例えば、塩の小さじ1は6g、砂糖の小さじ1は3gです。
よって、小さじ1は測る調味料によってgが変わってくるということをしっかり覚えておきましょう。
そして計量スプーンがない場合は、ティースプーンやカレースプーンをそれぞれ小さじ、大さじとして使用してみてください。
さらにそのスプーンもない場合は、ペットボトルのキャップ2杯で大さじ1と同等の量を計ることも可能です。
料理をする際は、ccやgの表記を注意深く確認し、1ccと1gが異なることを意識しながら、落ち着いて正確に計量しましょう。