新幹線の乗車時刻は利用者にとって重要な情報です。
そして始発駅では、車庫から出発する新幹線は約10分前から、既に駅に停車している折り返しの新幹線は約5分前から乗車が可能といわれています。
一方、途中駅では、新幹線が到着し、すべての降車手続きが完了次第乗車が始まります。
降車人数が少なければ、出発時間の約1分前から乗車が開始されることが一般的です。
ただし、駅によっては乗り換えのために停車時間が長くなることもありますので、時刻表を事前に確認し、ホームでの不必要な待ち時間を避けることが推奨されます。
新幹線自由席を利用する際、ホームでの待機時間はどのくらい必要か?
新幹線の自由席を利用する際は、希望の席を確保するために早めにホームに行くことが重要です。
座席は先着順に選べるため、出発前には適切な時間にホームで待機しましょう。
また、季節や期間によっては待機時間が異なるため、事前に時間をしっかり調べておく必要があります。
繁忙期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)の場合
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期には、新幹線が特に混雑します。
この時期は乗車率が高く、座席がすぐに埋まるため、座席を確保するには出発の40分から50分前にはホームで待っていることが理想です。
「どこでもいいから座りたい」という場合でも、少なくとも出発30分前には並ぶことが基本と思いましょう。
もしより良い席を希望する場合は、40分前に列に並ぶことをお勧めします。
次の新幹線を待つ選択も可能ですが、それにはより長い待ち時間が必要になります。
また、最近では繁忙期に全席指定席になる新幹線もありますので、しっかり事前確認を行ってください。
繁忙期以外の場合
繁忙期以外では、新幹線の利用は格段にスムーズです。
通常、出発の15分前にホームに到着すれば、自由席で座席を見つけることができるといえるでしょう。
特に平日は、友人と隣同士で座るのも出発15分前なら十分可能と思います。
週末の場合には少し余裕を持って、出発20分前には到着しておくことが望ましいでしょう。
新幹線指定席を利用する際のホーム到着タイミング
指定席を利用する場合、新幹線の出発直前にホームに到着しても問題はありません。
指定席料金を支払っているため、事前に自分の席が確保されています。
そのため、「出発前に席に着いている必要がある」という規則は適用されません。
乗車してからゆっくりと席を探して座ることができます。
それでも、予期せぬ遅延を避け、余裕を持って乗車するには、出発の5分前にはホームにいることが理想的です。
新幹線チケットの予約とキャンセルはいつまで可能?
新幹線チケットは乗車日の1ヶ月前から、予定の発車時刻4分前まで予約やキャンセルが可能です。
もし予定が変わったり体調が優れない場合には、払い戻しを行うことができます。
チケットは駅の自動券売機やみどりの窓口で購入し、これらの場所でキャンセルも可能。
クレジットカードでの購入時は、払い戻しに使用したカードを提示する必要があります。
オンライン予約サービスを利用する場合、チケットを受け取る前はウェブ上でキャンセルできますが、受け取った後は窓口での手続きが必要です。
キャンセル手数料について
新幹線チケットをキャンセルする際には、手数料が必要です。
実際のチケットを所持している場合は、みどりの窓口で手数料を支払って払い戻しを受けることができます。
新幹線乗り遅れ時の対応
自由席チケットを持っていて乗り遅れた場合は、同日中の他の新幹線の自由席に乗ることができます。
一方、指定席チケットを持っていて乗り遅れた場合は、指定席の利用は無効となりますが、同日の自由席への乗車は可能です。
指定席チケットを持つ場合、乗り遅れないように事前のキャンセルや時間管理を徹底することが大切です。
まとめ
自由席を利用する場合は、通常、出発の15分前にホームに到着することが推奨されます。
一方、指定席を利用する場合は、出発の5分前までにホームにいれば、余裕を持って乗車が可能です。
始発駅では、新幹線が出発する約5分から10分前に乗車できます。
また、繁忙期には自由席の場合、少なくとも出発の50分前にホームで待機することが望ましいです。
自由席は指定席に比べて料金が安く、繁忙期でも追加料金がかからないため、多くの旅行者に選ばれるからです。
駅内の案内が不慣れな場合、迷うリスクもあるため、出発前には十分な時間を見てホームへ向かうことをお勧めします。
また、どうしても乗り遅れてしまったり、予定が変更してしまったりした場合は早めにキャンセル手続きをするようにしてください。