通常ししゃもは魚焼きグリルで焼かれることが多いですが、小さな身の扱いが難しく焼き加減を調整するのが大変な場合があります。
よってここでは、フライパンを使った焼き方を紹介し、アルミホイルやクッキングシートを活用する方法を紹介します。
この方法なら焼き上がりもきれいなので、後片付けも楽になりますよ。
アルミホイルを使った焼き方
必要なもの
- ししゃも
- アルミホイル
- フライパン(ししゃもが入るサイズ)
- 少量の油
焼き方
- アルミホイルをフライパンに収まるサイズに切り、火事の原因にならないようにはみ出さないようにします。
- アルミホイルを軽く丸めてしわを作ります。
- アルミホイルをフライパンに敷き、少量の油を塗ります。
- 火を弱火から中火に設定し、ししゃもを並べて焼きます。大きいオスの場合は中火が適しています
- 一面が焼けたら、ししゃもから出る脂が乾燥する前に反転します。
- もう一面も同様に焼き、オスは焦げ目がついて身がしまると、メスは卵が固まると完成です。
クッキングシートを使ったししゃもの焼き方
次にクッキングシートを使用した焼き方を紹介します。
必要なもの
- ししゃも
- クッキングシート
- フライパン(ししゃもが収まるサイズ)
焼き方
- クッキングシートをフライパンに収まるようにカットし、はみ出すと燃えるリスクがあるため、適切なサイズにします。
- クッキングシートをフライパンに敷きます。
- ししゃもをクッキングシートの上に置いて、火を弱火から中火に設定します。大きいオスの場合は中火が適しています。
- ししゃもの片面が焼けたら反転します。
- 反転した面も同様に焼き、オスは焦げ目がついて身が固まったら、メスは卵が固まったら完成です。
グリルやトースターがししゃも焼きに不適切な理由
多くの人がししゃもを焼く際にグリルやトースターを使うことを考えがちですが、これらの方法はおすすめできません。
なぜグリルやトースターはおすすめできないのか説明します。
火加減の難しさ
ししゃもは小さいため、焦げやすく火加減が難しいです。
特にグリルやトースターでは火の調節が難しく、ししゃもが焦げ付きやすいです。
脂の落ちによる味の損失
グリルやトースターは設計上、ししゃもから落ちる脂が味を損ねることがあります。
これにより、ししゃも本来の旨味が減り、物足りなさを感じることも。
その一方で、フライパンは火加減の調節が容易であり、アルミホイルやクッキングシートの使用により焦げ付きを防ぐことができます。
これにより、ししゃもの脂が保持され、より美味しく焼けるのです。
フライパンを使った多様な魚の焼き方:アルミホイルとクッキングシートの活用
アルミホイルやクッキングシートを使用したフライパンでの焼き方は、ししゃもだけでなく他の魚にも応用できます。
ここでは、様々な魚を焼く際のポイントを紹介します。
丸焼きの魚の焼き方
フライパンは円形であるため、大きな魚が収まりにくいことがあります。
適切なサイズの魚を選び、表面の水分を拭き取り塩を振ってから焼くと良いです。
大きい魚は蓋をして蒸し焼きにすることで均等に火を通せます。
切り身の焼き方
切り身は皮をパリッとさせるために水分をよく拭き取りましょう。
塩を振って少し置いてから焼くと、余分な水分が出てきます。
脂の多い魚は、焼きながら出る脂を取り除くと焦げ過ぎを防げます。
蒸し焼きにすると柔らかくジューシーになりますよ。
干物の焼き方
干物は加工されているため、追加の調味は不要です。
水気がある場合は拭き取ってから焼くと良いでしょう。
皮から焼くとパリッとして美味しくなります。
大きな干物は蓋をして蒸し焼きにすると均一に加熱できます。
まとめ
ここで紹介したフライパンでのししゃもの焼き方は、焦げつきにくく、旨味を逃がしにく方法です。
また、アルミホイルやクッキングシートは多くの家にあるものなので、追加でアイテムを購入する必要もありません。
よって、他の魚にもを焼く際にも応用できる方法です。
グリルが難しいと感じる方でもこの方法なら簡単に魚料理を楽しめますね!
是非試してみてください。