自宅のプールで遊ぶのは夏の大きな楽しみの一つですが、子供たちが毎日水遊びできるわけではありません。
天気が良くても、風が強かったり、曇りで涼しかったりする日もあります。
晴れた日には子供たちが水遊びをしたがるものの、適切な気候でないと風邪をひいたり、体を冷やすことがあります。
では、快適にプール遊びをするための理想的な気温は何度でしょうか?
それは、外気温が26度から30度の間といわれています。
しかし26度では少し肌寒いと感じるかもしれません。
より快適に遊ぶためには、外気温が30度を超える晴れた無風の日が一番おすすめです。
少し風がある日や曇りの日は、外気温が33度以上であればよっぽど良いでしょう。
では、「子供が快適に遊ぶための適切な気温」「寒さを防ぐための工夫」「適切な家庭用プールの選び方」について説明していきます。
家でのプール遊びに適した気温は26度から30度以上
家庭でのプール遊びに適した気温は、26度から30度以上といわれています。
この温度範囲が比較的広いものの、単に気温だけで決めることはできません。
たとえば、4月や5月でも26度に達する日はありますが、この時期のプール遊びは少し厳しいでしょう。
さらに詳しく解説します。
気温26度から29度
気温が26度の場合、これはプール遊びをする時の気温です。
この温度ならば、水を張って日に当てることで数時間で水温は24度くらいになります。
日が照っていて風がなければ、この温度でも楽しむことができます。
気温30度から34度
気温が30度以上の場合は、寒さを感じる心配はほとんどありませんが、風がある日や長時間水に浸かると体感温度が下がり、特に日陰では寒く感じることがあります。
そのため、日向で遊ぶことがおすすめです。
お庭やベランダの向きによって日当たりが異なるため、それに合わせた場所選びが重要です。
また、紫外線対策として日焼け止めを忘れずに使用しましょう
気温35度以上
気温が35度以上になると、小学生程度の子どもならば長時間プールで遊ぶことができるでしょう。
しかし、猛暑の日は熱中症のリスクも高まるため、水分補給をこまめに行うことをわすれないでください。
水に触れていると喉の渇きを感じにくいため、大人の呼びかけも必要です。
プール遊びに適した時期は7月から9月上旬
プール遊びに最適な時期は7月から9月上旬といえます。
地域によっては6月が天気の不安定な月であり、9月中旬には急に冷え込む日もあるため、やはり夏の間が遊び時と言えます。
子供たちを寒さから守る工夫
晴れた日でも意外と寒く感じることがありますね。
そこで、寒い日でも子供たちが楽しくプール遊びをするための簡単な工夫がいくつかあります。
水の温度を適温に保つ
外気温が30度未満の日、特に日差しが弱いか風がある日でも、水温が適切であれば子供たちは寒さを感じずに遊べることが多いです。
水をプールに入れて数時間日光にさらすか、温水を加えて水温を上げることを検討しましょう。
またプールから上がった後は、すぐに温かいシャワーを浴びて体温の低下を防ぎましょう。
保温用ウェアの使用
少し肌寒い日には、水着の上にラッシュガードを着用することをお勧めします。
これは紫外線からも保護してくれるため、一石二鳥です。
長時間水遊びをして体が冷えてきたら、プールの時間を短くし、上がった後はすぐに温かいシャワーを浴びてください。
特にプール初体験の子供たちには、水着とラッシュガードの準備が重要です。
水の量を調節する
寒さを感じるけれどプール遊びをしたい日は、プールの水の量を少なめにすると良いでしょう。
春や初夏の高温日には、水深を足首までに保つことで十分楽しむことができます。
水鉄砲やバケツを使った水遊びは、子供たちも大喜び!
足を少し浸けるだけでも、暑い日には涼しく感じられます。
家庭用プールの選び方
多くの家庭用プールがおもちゃ売り場やオンラインで販売されており、どれを選ぶかは迷うものです。
自宅でプールを選ぶ際の経験から得たポイントをいくつか共有します。
クッション付きプールを選ぶ
底部にクッション性を持たせた空気充填型のプールがおすすめです。
特に硬い地面、例えばベランダやコンクリートの上では、床とぶつかると痛みを感じやすいです。
庭であっても、地面の石が気になります。
床にも空気が入っていることで、子供たちが活発に遊んでも大丈夫です。
小さめのプールで十分
初めてのプール体験では、小さめのプールが最適です。
大きなプールは子供も怖がることがあります。
ちょっとした水遊びにも使えるため非常に便利ですし、片付けも楽です。
シンプルなデザインを選ぶ
機能が豊富なプールは魅力的ですが、設置や片付けに時間と労力がかかります。
大きな庭がある場合は常設も考えられますが、限られたスペースでは、シンプルな形のプールが管理しやすくおすすめです。
膨らませたり、乾燥させたり、空気を抜く作業がずっと簡単です。
ベランダには角形や楕円形を
子供用プールは一般に丸型が多いですが、ベランダ使用の場合は角形や楕円形が適しています。
これらの形は狭いスペースに合わせやすく、限られた場所でも快適に楽しむことができます。
プールの選定は親の役目
家庭用プールは子供が主に使うものですが、設置や管理は親が担う必要があります。
またプールの準備や後片付けは大変な労力が必要。
そのため、見た目だけでなく実用性も考慮して選ぶことが重要です。
設置や片付けの手間、使用頻度、収納場所などを考慮して、大人の目線で適切なプールを選ぶようにしましょう。
まとめ
プールを快適に楽しむためには、気温が26度から30度以上の日が理想的です。
特に風がなく晴れた日で気温が30度以上の時が最適。
肌寒い日にプール遊びを楽しむ工夫としては、「水温を上げる」「ラッシュガードを着用する」「プールの水量を調整する」といった工夫をしましょう。
寒い日はプール時間を短くし、子どもが寒さを感じないようにするために温かいシャワーでしっかりと温まってください。