子どもが幼稚園に通いだすのは、成長が喜ばしいですよね。
でもそれと同時に始まるのは、ママ友との関係つくりです。
子どものためにも、周囲のママ友と悪くない関係を築いていきたいですよね。
コミュニケーションをとるのが苦手な方も、ここは頑張らないと…と思っている方もいるのではないでしょうか?
そんなママ友関係をより良くするためのコツを、本記事では、
- ママ友とのコミュニケーションの基本マナー
- 実際に聞いた!関係作りの方法
- 会話に困った時の話題の切り口
- 関係づくりが嫌にならないためのコツ
まで、幼稚園のママ友との関係を円滑にするためのヒントをご紹介します。
少しでもママ友との関係つくりの参考になれば嬉しいです。
ママ友とのコミュニケーションの基本のマナー
ママ友との関係性作りで、これだけは気を付けてほしい基本的なマナーを紹介します。
いきなり深い話題に飛び込むのは×
幼稚園でのママ友との最初の会話は、できるだけ軽く、かつ安全な話題から始めるのがおすすめです。
例えば、子どもの好きな遊びや幼稚園の行事についてなど…。
いきなり個人的な部分や家族の深い話題に触れると、相手を不快に感じさせてしまうことも。
初対面では、相手の趣味嗜好や境界線をまだ知らないため、無難な話題で様子を見るのが賢明です。
共感を示すことが重要
会話の中で、相手の意見や感情に共感することを心がけましょう。
まだ相手の知らない部分が多いと思うので、相手が何か話しているときは、注意深く聞き、相手との共通点を探してみるのがいいですよ。
そして、共感する部分を見つけたら、必ず「共感している」という姿勢を示してください。
うなずくだけでもOKですし、「そうなんですね」と相槌をいれるのもいいです!
さらに聞いていみたいことがあれば、質問につなげていくと会話が広がります。
ママ友との関係は競争ではないという意識
幼稚園のママ友関係は、競争ではありません。
子どもの成績や活動、自分の生活スタイルを自慢することは避け、互いを尊重し合いましょう。
他のママと自分を比較することなく、子どもたちの幸せを優先することが重要ですよ。
ママ友とは、互いに支え合い、学び合えるパートナーだという意識が大切です。
実際に聞いた!ママ友との関係作り
ここでは、実際の例を元に、上手な関係作りについて紹介します。
互いにサポートし合える関係に
あるママは、幼稚園の帰りの送迎バスで子どもの帰宅を待っている際、いつも一緒のバスに乗って帰ってくる子のママがまだ来ていないことに気づきました。
そして、ママより先にバスが到着してしまいました。
その際に、自分の子とママがまだ来ていない子をそのまま外で遊ばせてママが来るのを待つことに。
すると遊び始めてすぐにその子のママが到着。
仕事で少し遅れてしまったようでした。
そして、「とても助かりました」とお礼を言われ、そこから会話が広がったそうです。
このような小さな親切が、後に大きな信頼関係につながることも。
働くママもいるので、幼稚園の送り迎えではちょっと遅れてしまう。なんてこともあるかもしれません。
そんな場合は、自分に少し余裕があれば、助け合えるような関係性になれるといいですね。
毎回のあいさつから徐々に会話が増えて…
またあるママは、仕事が忙しくて、なかなかママ友と沢山話す時間もなく、日々を過ごしていました。
しかし、1つだけ決めていたのは、「すれ違ったママには必ず挨拶をすること」。
なかなか話す時間はないけれど、これだけは続けていたそうです。
そしてある日、仕事も休みが取れ、幼稚園の行事に参加した時、浮いてしまうかと心配していると、周りのママたちから話しかけてきてもらえました。
今は忙しい事情を理解してくれているママも沢山います。
そんな中でもいつも挨拶をしてくれる姿は皆さんの印象に残っていたみたいです。
忙しくてなかなかママ友と親交を深める時間がないという方も、挨拶だけでもしっかり続けていくといいかもしれないですね。
ママ友から友人に
次のママは、幼稚園のイベントやお弁当作りで他のママたちと自然に話せるようになりました。
そして、話の中で共通の趣味があることが分かり、それがきっかけでプライベートでも会うようになったそうです。
ママの中には自分の地元ではない場所に住んでいて、友達もほとんどいないというパターンも。
そんな場合で同じ境遇のママ同士なら「友人」という関係性に発展することもあるようです。
同い年の子どももいることから、これからも関係性を続けやすいですよね。
距離感を間違えると…
うまくいった話以外にも、失敗してしまったという話を聞いたことがあります。
そのママは、ママ友と仲良くなりたいと、たくさん話しかけることを意識して、積極的にコミュニケーションをとっていました。
しかし、仲良くなりたいという思いが強くなりすぎてしまったのか、自分の価値観を押し付けてしまうこともあったそうです。
例えば、「おすすめの習い事」や「おすすめのレストラン」など、良かれと思って沢山提案して、会話を広げようと「行ってみた?」など確認もしてしまっていました。
すると、だんだん周りのママからちょっと距離を置かれるようになってしまったんだとか。
やはり相手の生活に関わることに踏み入りすぎるのがよくなったみたいです。
ママ友とは、無理に深い関係を求めず、自然体でいることが大切ですね。
以上、私が聞いたママ友とのエピソードを紹介しました。
うまくいったことと、そうではなかったこと、少し頭に入れてママ友との関係つくりに生かしていただければ嬉しいです。
ママ友との話題に困ったときの会話の切り口4選
ママ友との会話で話題に困ることはよくあります。
そんなときに使える、会話の切り口を4つご紹介します。
地域の話題やイベント
地域で開催されるイベントや話題のスポットについて話すと、会話が盛り上がりやすいです。
地元の祭りや子ども向けのイベント、新しい公園など、共通の関心事から話を広げましょう。
子どもの活動
子どもの最近の活動や趣味、幼稚園での出来事などは、ママ同士の共通の話題です。
子どもの楽しいエピソードや成功体験を共有することで、親近感が生まれますよ。
料理やレシピの質問
お弁当のアイデアなどを聞いてみるのも良い切り口です。
お弁当のレパートリーも増えるので一石二鳥。
お互いの料理のコツやレシピを交換することで、親しみやすい雰囲気を作り出せます。
おすすめの子ども用品やサービス
子ども用品のおすすめや役立つサービスについて話すのも、共感を得やすい話題です。
最近試した便利な商品やサービスを紹介し合うことで、お互いの生活に役立つ情報を共有できます。
注意点
ただし、前の見出しでも紹介しましたが、自分の価値観を押し付けないように、話し方には注意が必要です。
私が意識しているのは、「自分から質問すること」です。
おすすめの料理のレパートリーや子育てグッズにしても、「〇〇の時は何を使ってますか?」など、自分から相手にアイデアを聞くようにしています。
そうすることで、まず相手の意見を聞くことができるので、それに共感したり、勉強させてもらったりするので、自分の価値観を押さえつけてしまうことは起こりにくいですよ。
ママ友との関係つくりが嫌にならないためのコツ
ママ友といい関係が気づきたい!
でもなかなかうまくコミュニケーションが取れなくて、嫌に感じてしまう…
そんな時はこう思うようにしてください。
期待をしすぎない
最初から親しい関係を期待しすぎるのはよくありません。
まずは、お互いの存在を認め合い、自然に関係が深まるのを待つことが重要。
自分が話しかけたから次は向こうからなど、見返りも求めないのがいいですね。
自分がこう思っているから相手もそうだろうとは思わず、自分のポリシーに従って行動してみてください。
相手の立場を理解する
相手の立場や状況を理解し、その上で適切な距離感を保つことが大切です。
例えば、忙しい時期はあまり深い話をせず、サポートが必要な時は助け合うなど、相手が今どういう状況なのか、読み取るようにできるといいと思います。
自分自身を大切にする
ママ友との関係性を重要視しすぎて、自分自身の時間や価値観をおろそかにする必要はないです。
自分が楽しいと感じる関係に焦点を当て、無理に合わせる必要はないと思います。
忙しい時は「今日は〇〇なので、お先に失礼します!」や「またお話の続きしましょう」など、自分自身の予定や子どものことを大切に動いて大丈夫ですよ。
コミュニケーションの質を高める
相手とのコミュニケーションには、質を重視しましょう。
深い話題よりも、日常の小さな話で笑い合ったり、子どものことで共感し合ったりすることが、関係を深めるのに役立ちます。
やっぱり一番は子どもたちの話題でしょうか(^^)/
比べるのではなく、相手のお子さんの良いところを見つけたり、困っていることがあれば、どうしているか聞いてみたり、子どもを通して会話が広げられると、仲良くなるのも早いですよ♪
まとめ
幼稚園でのママ友との関係は、できればよくしていきたいですね。
今回ご紹介したように、会話のマナーや関係作りのアイデア、そして話題に困ったときの会話の切り口などを参考にして、ママ友との交流を負担にならないよう深めていってほしいと思います。
お互いを尊重し、自分らしさを大切にしながら、楽しいママ友関係ができるといいですよね。
子どもたちも、ママ同士が仲良しだととても喜びます(^^)/
ご自身とお子さんのことは最優先で、ママ友ともいい関係性を築けるよう、本記事の内容を参考にしていただければ嬉しいです。