運転免許の更新時、お子さんを連れて行くことはできるのでしょうか?
小さなお子さんは特に騒ぎやすいですし、慣れない場所では落ち着かないこともありますね。
しかし免許の更新にも期限があり、子どもをどうしても連れて行かなければならない方がいるのも事実です。
なので「運転免許の更新を子どもと一緒に行うことは問題ないの?」と心配される親御さんもいます。
そこでここでは、子どもと一緒に免許更新に挑む際の注意点や、お子さんを静かにさせるための便利グッズや方法を紹介します。
子連れで運転免許更新講習は可能か?
多くの運転免許センターや警察署では、子連れで免許更新講習を受けることが可能です。
例えば、
と言われることがあるそうです。
また最近では、託児サービスやキッズスペースが設けられている運転免許センターもありますし、
個室で講習を受けることができる場所も存在します。
ただし、講習の内容によっては「子連れでは参加できない」という場合もあるため、事前に確認することが大切です。
事前に確認すべき5つのポイント
子連れで免許更新をする際には、以下の5つのポイントを事前にチェックしておくことをお勧めします。
- 子連れでの参加が可能かどうか
- 別室での講習受講が可能かどうか
- 授乳室やオムツ替えスペースの有無
- 託児所やキッズスペースの有無
- 子どもが騒いだ際の対応方針
特に「子どもが騒いだ際の対応方針」は場所によって異なるため、事前の確認が安心につながります。
講習中に子どもを静かに保つための対策
運転免許の更新講習は、短いものでは30分から、長いものでは最大2時間続くこともあります。
そんな中で子どもが講習中に騒がないようにするために、以下の方法を試してみることをお勧めします。
静かに食べられるお菓子
ラムネやゼリーなど、静かに食べられるお菓子類を用意すると良いでしょう。
ただし、大人の目の届く範囲で与えるようにしてください。
静音の絵本やおもちゃ
騒音を出さないおもちゃや、ポケットサイズの本の持参が便利です。
おもちゃが床に落ちても音がしないように、紐で固定するなど工夫もあるとなおよいです。
静かに遊ぶことのできるおもちゃやアイテムをいくつか紹介します。
布製の本やクロスブック
自分で読むこともでき、触れることで感触を楽しむタイプの本がおすすめです。
また厚紙でできた丈夫な絵本は、子どもが自分でページをめくりやすいです。
ぬいぐるみや布製おもちゃ
音を出さないぬいぐるみは抱きしめたり、触ったりするのに適しています。
指人形
子どもが自分の指にはめても遊べますし、小さい子の場合は親が指にはめ動かすだけでも注意を引き付けることが出来ます。
しかし、講習を聞く必要があるので親がつける場合は最低限の関わり方にしましょう。
スマートフォンで動画
お子さんが好きな動画やアニメをスマートフォンに事前にダウンロードし、イヤホンを用意しておく方法も有効です。
お昼寝の時間を利用する
定時にお昼寝をする乳幼児がいる場合、その時間帯に講習を受けるとスムーズに進むかもしれません。
寝かしつけをする必要があるかもしれないので、立って講習を受けてもいいか確認しておくとなおいいと思います。
親子に配慮した警察署や免許センターの対応
妊娠や出産と、ちょうど免許更新のタイミングが重なることもあります。
出産後は子どもを連れて行くか、誰かに預けるかを選択する必要が出てきますね。
しかし、
- 子どもが生まれたばかりで講習に連れて行くのは不安
- 平日しか更新手続きができないが、平日の預け先がなく困っている
などの声があるのも確かです。
このように大きな不安があるかもしれませんが、子どもを連れていくしかない場合は早めに管轄の更新センターに確認してみましょう。
最近は子連れの講習参加者にも優しいセンターも多くなっているため、案外快く受け入れてくれるかもしれません。
しかし、その対応はやはりセンター毎で異なるので不安なことはしっかり確認しておきましょう。
例えば
- 講習参加する前に子どもがいることを他の受講者の方に周知してくれた
- いつでも外に出られるよう廊下側の席にしてくれた
- 個室でのビデオ講習を受けさせてくれた
- 更新センター内に託児所があった
というような対応をしてくれる施設もあるようです。
上記のような対応をしてもらえたら嬉しいですね。
なので、自分の管轄の施設へ確認する時は上記のような対応はありますか?という聞き方でもいいかもしれません。
希望の対応ではなかった場合でも、代替案を出していただけると思いますので、考え過ぎず、連絡してみましょう。
子どもがぐずったときの対応例
実際に講習中に子どもがぐずってしまったという状況を経験された方もいます。
その時は、
- 更新センターのスタッフの方が気を利かせて一時的に預かってくれた
- 子どもだけ廊下でスタッフの方が見ていてくれた
- 個室を案内してくれた
ということもあったそうです。
しかし、これもその施設やスタッフの方によって対応は異なりますので、やはりぐずらないための事前準備を大切にしましょう。
まとめ
受付時に「子連れです」と伝えるだけで、施設によっては対応が変わることがあります。
講習が長時間にわたる場合や、音が大きい映像を見る際は、事前に座る場所を相談しておくと良いでしょう。
子連れに優しい施設も多いですが、子どもがぐずる可能性に備えて、可能な対応策を用意しておくことが肝心です。
全体的に、警察署や免許センターは親子連れに対する配慮を提供していることが多いですが、場所によって対応が異なるため、訪問前に情報を確認し、準備を整えておくことが重要です。
これにより、もし子どもが騒いだ場合でも迅速に対応できるようになります。